タイ北部最大の都市のチェンマイからバスで北へ約3時間走ったところに位置するのが、チェンライです。チェンマイより更に気候が涼しく朝晩は、3月~5月の乾季以外は長袖が必要なほど南国とは思えないほど過ごしやすいです。

タイ北部でおすすめの山里の集落

東南アジアではシンガポールに次ぐ近代都市と呼ばれるバンコク、コンパクトにまとまり旅行も生活にも便利なチェンマイと比べると、とてものんびりしています。物価も安く人々の風貌もどこか日本人と似ている人が多く、安心感さえ覚えてしまいます。

チェンライ発のトレッキングツアーが催行されていますが、バスターミナルの近くで毎日開催されるナイトバザールでは少数民族に触れ合う事ができます。DNAから鑑定してルーツを辿ると中国の雲南省の大理のペー族とタイ北部の少数民族には一部の日本人と共通するといわれるほど、中にはとても親近感が沸くような人がいます。

チェンライ Chiang Rai

チェンライはタイ語では「ラート・カオ」というぶっかけご飯のおいしいお店が幾つかあり、食事も楽しみです。中でもおすすめのお店が「スコータイ」で野菜炒めやレバー、砂ずりなど好みのおかずを2品ほど選びご飯にかけて、スープを注文して会計が日本円で約150円です。味は日本の中華料理店や下町にあるような定食屋さんの味と遜色がなく、毎日食べても飽きませんが、雰囲気は中級レストラン以上の店構えをしています。

バスターミナルからチェンライのランドマークといわれている時計塔を越して少し歩くと昔ながらの昭和の雰囲気がするタラート(市場)があります。現地価格なので、ちょっとした服を買うのにも良くて、タイラーメンのバミーナームなど簡単な食事ができます。市場にはタイ北部だけあって近いこともあり、日本人個人旅行者に人気の隣国のラオスの人たちも働いています。周辺では毎日たくさんの屋台が出ていて、食べ物の種類も豊富です。

チェンライ Chiang Rai

ライトアップされた時計塔を眺めた後で、夜は屋台でつまみを買って日本でいえばコンビニがない頃の地域に馴染んだ個人商店のようなところで、いっぱいやるのも良いでしょう。

タイの日用品雑貨屋やビールを売っているような個人商店では、飲めるスペースが用意されているところがあり、グラスも無料で貸してくれます。特にチェンライの夜の屋台が出でいる界隈で心地良い夜風に吹かれながらのビールは格別で、お金もそれほど掛からず経済的です。

ビールを飲むのが楽しみで少し早い時間に来た場合には、近くの小学校の前に出ている屋台で揚げ物やパパイヤサラダのソムタムを買ってお店に持ちこみました。食べて飲んで人と地元の人たちと触れ合って、チェンライはほんとうにまったりできます。

チェンライ Chiang Rai
タイ北部でビザランといえばメーサイ

スポンサーリンク