タイも北部にいけば物価も安く12月~2月は日本の秋に当たる朝晩が過ごしやすい季節に入り、ロングステイで人気なのが頷けます。そのまま暮らしてしたいもののロングステイの生活に入るには早く、働くことを考えます。

タイ北部の日系企業や日本人経営者の会社に直接アポイントを取って、自分を売り込むといった方法もあるかもしれませんが、仕事の量は断然バンコク界隈が多いです。一般的にタイでの仕事の探し方は、多くの日本人が利用している人材派遣会社へ登録することです。

電話やWebサイトを通じて連絡を取り、メールで送信するか直接人材派遣会社へ日本語と英語の履歴書と職務経歴書を持って行き面談となります。その際に、アンケート記入と簡単な英語の筆記試験がありますが、内容はあまりナーバスにならないでいいでしょう。

Chiang Mai

英語の試験では何故約束の時間に遅れたのかに対しての答えで、「途中交通事故に遭った」「日にち自体を間違えていた」「急に家族の具合が悪くなった」など頭の体操のようなものもあります。答えはおそらくどれも正解というぐらい大らかで、それ以上にタイ語と英語のオーラル・インタビューが気になるところです。

英語ができると就職に有利になりますが、オーラル・インタビューでは自己紹介や何故タイで働きたいのはなど必要最低限タイ語ができる方が望ましいです。その後、日本人担当者によるヒアリングを行なわれますが、早速仕事探しでの突き合わせがあります。

営業職が6万バーツ~、工場長クラスを目指すのであれば10万バーツ~など求人サイトで予め自身の条件に合った金額を調べておくことも大切です。条件が低いほど仕事を見つけるのが早くなり、折り合いとタイミングが意外と難しいですが、既にその時点で現在進行形なのがうれしいです。

忘れてならないのはタイでは英語が流暢なのはエリート層に属しますが、プライドが高い国民性です。担当者のプライドを傷つけるような自分の方の英語が上だと思わせるような感じの喋りすぎは、可なりマイナス効果になります。

thai  local city

タイでの現地採用に当たって就職後必要なもので、事前に用意しておきたいものが二つほどあります。一つ目は最終学歴証明書で母校へ連絡をすることになりますが、できれば英語が必要で学校に依っては有料の場合があります。仮に日本語であれば、翻訳会社に頼んで英文に訳してもらい原本と一緒に添付するケースもあります。

もう一つは直近まで働いていた会社の在職証明書で、欧米では推薦状を書いてくれるところもありますが、日本の場合は英語も難しい場合があります。日本語しかない場合は、取りあえず準備して就職先の会社に相談してみてください。必要ないといわれるか、会社側が翻訳を考えてくれる場合もありますので、先ずは在職証明書そのものを用意しておくと良いでしょう。

バンコクの人材派遣会社も1社ではなく、なるべく複数以上で登録することをおすすめします。
BTS sky train
言葉で理解するタイの国民性

スポンサーリンク