パスポートのタイの滞在期間の有効期限が切れる前に、改めて30日間のスタンプをもらうために一旦隣国に陸路に出る、ビザランで有名といえば北部に位置するメーサイです。メーサイから隣接するミャンマーのタチレクに行きますが、手数料として500バーツか10ドルを支払うことになります。

タイのシングルエントリービザをサバナケットで取得

2017(平成29)年のレートでは、500バーツが日本円で約1,700円、10ドルが1,100円ちょっとで、バーツと最初にいわれるのが利率もいいので頷けます。ほとんどの旅行者がバーツで支払っていますが、ドルしかない場合は仕方がないので無理はいわれないでしょう。ただ、行き成り10ドルを払うつもりで構えていて、却下されているひともいます。

以前は同じ北部に位置するタイ側のチェーンコーンからは、渡し船でラオスの国境の町のフエサイへ渡っていました。現在は第4友好橋が開通して陸路で行けるので今後ビザランも一部シフトすると予測されています。

メーサイ Mae Sai

ビザランではシングルビザを取得せずに何度もタイの出入国を繰り返している場合に、拒否をされるといった話を聞いたことがあります。バンコクやチェンマイに長逗留する場合に、ミャンマーだけでなくカンボジアやラオスにいったん出国する人も中にはいます。

日本も実のところ、入国審査官の個人的な判断で外国人の入国を拒否できます。インラック元首相の施策を示した白書の英語版をかつて読んでみましたが、思わしくない外国人長期旅行者を減らしていきたい内容の文面がありました。政権が替わりインラック首相の政治的な影響力はないものの、現政権も同じ見解と考えてよいようです。

ビザランでの滞在期間の延長の許可と拒否についての答えは、ないようです。お金をあまりタイに落とさないような貧乏旅行者やあまりにも奇抜な服装での出入国は、避けた方がいいということになってくると考えた方が良いでしょう。英語かタイ語ができて普通通りの清潔な格好をしていて、数多くビザラン繰り返していなければ、拒否されないと思いますが何せ個人的な判断もあるので100%とは言い切れません。

タチレク Tachileik

タイへ空路で入国の際にも落とし穴がありますので、ひとつ紹介します。日本へ帰国の際には日本製と外国製タバコそれぞれ1カートン(20本入り×1箱)を、免税で持ち込めます。同じ感覚で思っている人が中にはいて、タイに入国するときに税関のところで罰金を支払ったと話を何度か聞いたことがあります。

タイでは1カートンのみ免税で、バンコクをはじめほとんどの街で日本製のタバコがどこもあるとは限りませんが、ほかの外国製はどのコンビニにもあります。また、バンコクではポイ捨てや喫煙禁止のところでタバコを吸うと、2000バーツの罰金を徴収されますので、くれぐれもご注意ください。

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