海外旅行中の万が一の時に備えて通信手段の確保が必要ですが、どのようにしたら良いか分からない方に説明致します。
基本的には4通りのやり方があります。
1.SIMカード差替え
2.ポケットWi-Fiのレンタル
3.海外パケットサービスを契約
4.無料Wi-Fiのみで乗り切る
1.がおすすめですが、日本の携帯は条件付きでしかこの方法が取れません。
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SIMカード差替え
空港に到着してアライバルゲートをくぐると両サイドにSIMカードのショップがあります。次の3つのSIMカードが代理店を通して販売されてます。
1.AIS
2.Dtac
3.True H
1.2.3.で料金はほどんど変わりません。自分のスマホに合う合わないがたまにありますので、合うものを選んでください。もし、指定して使えなくても店員さんがすぐに違うもので試してくれるので心配しなくても大丈夫です。
また、空港で買った場合は店員さんが全て初期設定してくれますので安心です。市内で買うと自分で設定する必要があり、タイ語で初期メールが飛んでくるので読めませんので、空港で買うことをおすすめします。
この3つの中ではTrueHが安さ勝負をしている通信会社です。但し郊外に行くと若干電波が弱いと言われていますが、旅行客にとっては十分かと思います。
14日の場合
通信制限:3GB/14日
通信料:499THB(1600円)
7日の場合などもありもっと安いプランもあります。
但し、この方法が使えない場合があります。
日本のスマホの仕組み
日本で携帯の契約をすると同時にSIMカードの契約も一緒にされています。DOCOMO、SOFTBANK、KDDIいずれもそうです。他国はというとスマホはスマホで買って、そこに差し込む通信用SIMカードはカードだけで買います。つまり日本はセット販売品を強制的に買わされている状態です。
また、そのスマホには特定の通信会社のSIMカードしか使えないようにロックが掛けられてしまっているのが、日本の携帯です。このロックを解除するにはお店やオンライン上でロック解除をする必要があります。
また、ロック解除にも条件があって180日以上使用している携帯端末であることです。条件に合う人にはSIMカード差し替えをお勧めしますが、そうはいかない方もいらっしゃいます。
そういった方は次の方法になります。
ポケットWi-Fiのレンタル
日本出国前にポケットWi-Fiをレンタルしてくる方法です。有名なものとしてはイモトのレンタルWi-Fiです。空港についてからでも手続きは可能ですが、以前私が借りた際には40人近く並んでおり予約していたとしてもかなり待ちます。予約無い場合はさらに待ちますので事前にインターネットから予約しておくことをおすすめ致します。
こちらは1日の通信量はそこそこですが、スマホ電池切れ等起こすと使えませんし、また、それなりに重たいので荷物制限ギリギリの方は注意が必要です。SIMカード差替えできる方にはおすすめしません。但し、こちらはSIMカードと違って皆で共有できますのでグループの旅行で通信は多少不便でも安く抑えたいのであれば、通信量のシェアができますので良いかと思います。
通信制限:500MB /日
通信料:680円/日+手続き料500円~
海外パケットサービス
こちらは現在使用中の携帯をそのまま使用ができますのでレンタルWi-Fiと違って余分な荷物は増えません。但し、とにかく高いのが難点です。おすすめはしません。
通信制限:特になし
通信料:2980円/日
無料Wi-Fi
ホテルやスタバ等でWi-Fi接続可能です。但し、タイムリーには接続できませんので、道に迷ったりレストランを探したりというのに支障があります。あまりおすすめしません。友人代表のみがSIMカードを買って常に一緒に行動するのであれば問題はありません。
まとめ
8日以上の旅行なら日本でSIMフリーの手数料(3,000円)を払ってでも現地SIMを使用する方が安いのでおすすめです。
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