中国の雲南省のシーサンパンナ(西双版納)から南下したタイ族最古の王朝とされているのが、スコータイです。アユタヤ遺跡と同じく世界遺産に登録されていて、バンコクから往復空路を使った日帰りや1泊2日のツアーが催行されています。
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スコータイ

バンコクの北バスターミナルからスコータイ行きのバスが出ていて、時間的にも6時間30分~8時間掛かります。時間がある場合は間にポイントの街を作って少しずつ移動するのもひとつの選択肢なので、ピザヌロークで1泊しました。

ピザヌロークからスコータイまでバスで約1時間30分、旧市街のメインの通りにはゲストハウスやレンタサイクルショップが並んでいます。1泊1,000円ほどのVintoon Guesthouseniに宿泊しましたが、家具のほかにホットシャワー付きだったのがうれしいです。それだけバンコクと違ってこの料金でホットシャワーなのは、北部にも近いことが解ります。

スコータイ

世界遺産のスコータイ歴史公園は南北と東西約1.8kmの城壁に囲まれている旧市街に位置しています。ワット・マハータートに代表されるように仏教寺院遺跡や城壁の外には多くの廃寺もあり、見どころがいっぱいです。

アユタヤとの大きな違いは旧市街のメインストリートの目の前には既に世界遺産なので、観光でトゥクトゥクを利用することはあまりありません。トゥクトゥクもアユタヤほど交渉で、強気ではなく、旧市街の街全体の家の作りも間口が広くリッチな感じがして影の部分が少ないです。

旧市街のレストランは欧米人のバックパッカー向けでツーリスト化されていて、メニューを見るとほかのタイの地方都市より少し高めです。リーズナブルな料金で質より量を求めているのであれば、メインストリートの中心に出ている移動販売の屋台の利用がおすすめです。

スコータイ

新市街には宿や食事のコストパフォーマンスがいいところがありますが、行き当たりばったりでは探しにくいので、予めサイトやガイドブックで調べておいた方が良いでしょう。

チェンマイやバンコク行きのバスのチケットを購入する際には、旧市街にある華僑系のお店の旅行会社の利用が安いです。ゲストハウス界隈には代行屋がいますが、旅行会社の販売価格より50バーツほど高いです。

ただタイ旅行でタイ語ができないといった人向けに行き先を告げるとチケットを買ってくれて、乗り場まで誘導してくれるバスターミナルの中にいる代行屋は悪くないかもしれません。チェンマイやバンコクのバスターミナルに到着した際に一斉に集まるトゥクトゥクを見ていると、スコータイでののんびりした時間がなんとも懐かしく感じてしまうでしょう。

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