バンコクの南西約200kmのところにタイの王室の別荘として知られる、ホアヒンがあります。1911(明治44)年にバンコクからマレーシアへ続く鉄道が敷かれる際に王室の別荘が建てられ、ホアヒン駅は王室専用の駅待合室が造られました。今でも観光スポッとして人気があり、駅では写真撮影を楽しむ欧米人を見かけます。
アクセスはタイ到着後そのまま行かれる場合には、スワンナプーム国際空港間からシャトルバスがおすすめで、空港の1階でチェックインします。バンコク市内からだと南バスターミナルからバス、ファラーンポーン駅から電車で行くことができ所要約3時間30分ほどです。道路や運航状況によって混雑や遅延することもあるので、プラス30分ぐらいみておいたほうが良いでしょう。
バスターミナルや駅からホテルやゲストハウスがあるエリアまでは歩いて行くのは、けっこう大変でタクシーやトゥクトゥクとの交渉になります。荷物がそれほど重たくなくてスマホやガイドブックのコピーなどで地図を見ることができる環境と体力といった条件が備わっていれば、歩いて行けないこともないです。
宿泊施設やレストランが局在する観光客が多いエリアでは、同時に不動産会社も多く日本でいえば熱海にマンション購入を考えるようなものでしょう。不動産価格の表示で目に付くのがユーロ表示なので、いかにヨーロッパの人たちに人気なのかが解ります。
観光客が多いエリアを更に進むと海に突き当たり、西側は漁港があって中央部にはシーフードレストランが建ち並び、東側にはビーチが横たわっています。漁港では魚釣りを楽しむタイの人たちを多く見かけますが、釣りに自信のある人はちょっとやってみたくなるかもしれません。
レストランはシーフードがメインになりどちらかといえばカップルの利用におすすめで、一人旅の人には賑やかなナイトマーケットがいいでしょう。ナイトマーケットは好きな食材を選んでシーフードサラダを作ってくれるお店もあり、リーズナブルなのがうれしいです。
ビーチでは乗馬が楽しめて貴族の気分を味わえ、潮風に吹かれながら飲むビールも格別です。宿泊施設はビーチ沿いに高級ホテルがあり、海辺からナイトマーケット一帯に安宿から中級までのゲストハウスが点在しています。
ホアヒンの有名なみどころとしてイタリアのベネチアを再現したテーマパークの「ヴェネツィア・ホアヒン」が、注目を集めています。ホアヒン市街地からは9km離れていて、ショッピングやゴンドラなどのアトラクション、食事などを楽しめます。
女性には古い映画のロケ地の雰囲気のいわば、タイバージョンのオールデイーズの街並みのような「プルーンワーンマーケット」が人気で、雑貨屋さん巡りも楽しみです。ホアヒン市街地からは車で約10分、タイ人観光客はそれほど多くはありません。
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