ストップオーバーとは航空便の往路、または復路に最終目的地までの間に途中降りることを指し、乗り継ぎ地点に24時間以上滞在することをいいます。24時間以内の乗り継ぎの場合はトランジット、途中経由地で降りて空港を出て観光する場合も含めてストップオーバーという旅行会社や航空会社もあり、定義は明確ではありません。

バンコクの伊勢丹界隈

経由地で観光した場合、5,000円ほどの追加料金の支払いがある場合もありますので、利用の際には旅行会社への確認が必要です。

LCCの利用や直行便も飛んでいない地方の空港利用の場合、タイ旅行で韓国の仁川国際空港経由になることも多いです。仁川国際空港では、所要1~5時間の無料のトランジットツアーを利用できるので、うれしいです。

シンガポール

一般的な観光名所から地域に密着した市場散策や韓国が国を挙げて推進しているメディカルツーリズムのツアーなどがあり、英語のガイドになります。
長いこと韓国を経由していなくて以前はよく利用していたひとには金浦国際空港にあった「韓進観光カウンター」の名称が変わったものと考えれば良いでしょう。

宿泊を兼ねておすすめなのが、台湾桃園国際空港でのストップオーバーです。MRTで桃園国際空港から台北駅まで快速列車で35分、普通列車で45分ですが、現地での滞在費を抑えたいのであれば桃園市内へ行くのも面白い選択肢といえます。桃園国際空港から桃園市内までバスが出ていて、電車を利用して台北まで行くのとそれほど時間は変わりませんが、宿探しが簡単で物価も安いです。

バスは桃園市内の桃園駅間近くで下車、駅周辺には日本でいえば旅館とビジネスホテルを足して2で割ったような気軽に利用できる旅社がいくつもあります。桃園駅周辺の旅社は日本の一般的なビジネスホテルの半値ほどの安さで、市内全体でいろんなランクのホテルがあるので、自分の好みに合わせて選んでみてください。

桃園国際空港と比較すると飛行機の乗り入れ便数は少ない、台北松山空港からだと台北市内まで近くで便利です。MRT松山空港駅から台湾で最も人気のおしゃれエリアの東区に近い忠孝復興駅まで乗り換えなしの直通でわずか3駅です。台北市内は安宿が少なく飛び込みでのゲストハウスの利用であれば事前に位置の確認、人気のホテル宿泊の場合は満室が多いので、日本で出発前に申し込まれることをおすすめします。

リトルインディア

公用語が英語で多国籍都市のシンガポールのストップオーバーも人気なので、見逃せません。空港からMRTを利用して行くことができるリーズナブルな宿が多い、ブギスビレッジと
リトルインディアでの宿泊がおすすめです。インド料理が合わない場合でも、シンガポールには中華料理のお店の方が多いので、食事のストレスは少なくてすみます。

時間があまりない場合にシンガポール・チャンギ国際空港へお戻りの場合は、タクシーを利用するのもひとつの選択肢です。日本の大都市よりやや安く、オーチャードから空港までの目安として朝夕の車の混雑時以外は料金も20ドル~30ドルほどです。2017(平成29)年10月現在のレートでは1シンガポールドル、日本円で約83円です。気を付けておきたい点は深夜割増しがあり、空港の出発ロビーが数カ所あるので、タクシーのドライバーにご利用の航空会社を告げてください。

ストップオーバーでの観光は、それぞれの国や地域の良さを知ることとなり、改めてタイの良さも実感できる一粒で二度おいしい体験となるでしょう。
タイ料理お勧め SIAM駅(BTS:CEN)周辺
タイ料理お勧め アソーク駅(BTS:E4) SANSAB
コインロッカーがない?旅行最終日の手荷物どうする?

スポンサーリンク