タイには昔から海外駐在員やロングステイに加え、バックパッカーで海外を回っているうちに居心地の良さを実感して現地で留学や就職をする日本人が多いです。活気あふれる街並みやフレンドリーな国民性もあり、職を求めてタイへ暮らす日本人がここ数年さらに増えています。

バンコク郊外

新天地のタイにおいて現地で就職をする日本人が以前から多いのがMRTタイランドカルチャセンター駅とBTSトンロー駅界隈です。それに加えBTSバンナー駅やMRTラップラオ駅界隈は特に増加の傾向にあり、近年は日本人向けのマンションの販売が好調なことから両地区は益々今後注目されていくでしょう。上記のワンルームのアパートメントは月1万から1万5千バーツで借りることができ、探せばもっと安い物件もあります。

バンコクMRT

私はバンコク在住以外で華僑系のナコーンパトムに位置する会社に勤めているときには、社員寮で暮らしました。パトゥムターニに位置する日系の会社勤務の場合にバンコク市内から少し離れているので、会社の一番近くの街のランシットに住みました。

ランシットにはバンコク都市圏の中でも屈指の大型のショッピングモールのフューチャーパークがあり、バンコク市内までのアクセスもそれほど悪くはありません。フューチャーパーク前のバス停からバスでBTSモチット駅やMRTチャトゥチャック駅まで行くと、あとは電車に乗り換えて市内の中心に行くことができます。土曜はバンコク市内で宿泊、または夜の通勤ラッシュを過ぎるとバンコクの中心から自宅までタクシーを飛ばして30~40分です。

タイの市場

昔からバンコクを良く知っている人には、ドンムアン空港のちょっと先がランシットと言われれば、大まかな距離感と地図が把握できるでしょう。フューチャーパークには日本食レストランがテナントで入っていて、近くには昔ながらの市場もあり夜は屋台も出ているので、生活に困ることはありません。

一つ難題と言えばパトゥムターニの日系企業勤務の日本人は、バンコクから送迎車での通勤、またはランシットにある家賃が高めの駐在員向けのアパートメントに暮らしています。バンコク市内にある日本人が住んでいるようなアパートメントはあまりなくて、ホットシャワーや冷房が付いていないところがほとんどです。

いいかえると家賃がバンコクに比べるとかなり安く、交渉してみるとオーダーメイドできる可能性もあります。部屋探しの際に10軒ほど見て回り一番信用できそうな大家さんに冷房をつけてもらって相談した結果、家賃が月1,000バーツ上乗せで条件をお互いに呑みました。ホットシャワーに関しては、市場にて購入取り付け代金込で4,000バーツほど、バンコクの郊外生活も悪くはないです。

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