海外駐在員にも人気で帰国したあともタイを懐かしむ人たちが多いのですが、日本との相性というか居心地の良さが大きな要因でしょう。日系企業数は世界でもトップ10内ですが、その数の比率からすると海外駐在員以外の日本人が多く住む国なのがタイです。

日系企業進出数の世界1位は非英語圏の中国ですが、普通に考えてもビジネス以外で個人的な独立開業やロングステイで向いている土地とはいえないでしょう。見どころが多く奥も深い中国ですが、暮らすことを考えると辞令が下りれば行かざるを得ない一方で、タイには自ら来る日本人が多いです。

タイで好まれる日本人は、職場でも行きつけの日本食レストランでも共通していることですが優しくて面白く上から目線でない人です。日本人の女性はタイの男性にも人気ですが、短気や神経質の人は煙たがられますので、ご注意ください。

bangkok boat

職場で進捗状況を確認する際に使う「チャーチャー ノーイ」は直訳すると「ゆっくりゆっくりやってね」で「ゆっくりでいいからね」の意味合いになります。「タムタム ノーイ」の「ちょっとやっといてね」も温和な表現として、タイの女性スタッフに好まれています。

コミュニケーションを重視する国民性なので、英語かタイ語ができるとビジネスでも旅行でも楽しみが増えます。タイ人にとって肌が白いことは気品で美徳されていて、鼻が高いことが美形とされていますが、若い世代の人たちの好みと考えて良いでしょう。若い人たちはワイルド系よりもかわいい系、日本でいえば草食系の方がいいのかもしれません。

結婚に関しては欧米人の男性とタイ人の女性では、一回り程度年齢が離れているまではいいとしておおよそ同年代のカップルが多いです。同様に日本人とタイ人の結婚も同じケースで、タイで働いているか今から何かをはじめる際に安心できるスキルがある人を選ぶのは、どの国も同じでしょう。

バンコク露店

年齢に応じて縁とチャンスがあり、若い人はディスコなどで意気投合することもあるでしょう。タイでお勤めの人は職場での出会い、開業を目指している場合は日本食ブームと中国人観光客の増加に注目が集まります。日本食の腕前がある、あるいは日本人でタイ語に加え中国語ができると30代や40代のタイ人オーナーの女性から、既存のゲストハウスやお店を手伝って欲しいといわれることもあります。

見るからにお金持ちの出で立ちは夜系の商売の女性から金ずるにもされる可能性も高く、街角でも目立つので何より清潔感のある服装が一番です。

バンコクお祈り

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