バックパッカースタイルの旅行で、ゲストハウスやトゥクトゥク、現地のローカルレストランや屋台などを利用の場合には、チップを支払うことはほとんどありません。

タイの若者が利用するレストラン

バンコクの中級以上のレストランでチェーン店であれば、10%ほどのサービス料が会計に入っているので敢えてチップは必要ないでしょう。レジの隣にチップボックスがあるので、おつりの小銭を入れてくださいといった雰囲気になっていますが、あくまで任意です。

サービス料が含まれていない場合は会計の10%程度のチップを会計の時に渡すのが一般的で、日本食レストラン利用の際にあまり忘れることも少ないかもしれません。ただ、シーフードレストランやイサーン料理の比較的地元ではランクが中ぐらい以上のところでは、忘れてしまうときがあります。その際は次回行った際に通常通りチップを渡せば問題なく、過去のこと愚痴るよりも今お金を貰える方がタイの人たちは好きなので、気にしません。

バンコクのチャイナタウン

足つぼやタイ式マッサージで街角にある気軽に入れるところであれば50バーツ、中級スパが100バーツ、高級スパであれば200バーツがチップの相場です。細かいチップのお金がない場合は、お店の中にあるソフトドリンクをオーダーするか、なければちょっと待って貰って近所のお店でジュースの買い物をしてお金を小さくするのも良いでしょう。

タクシーでは乗車する前にあまりないケースですが、料金交渉が済んでいる場合にはチップは入りません。通常メーターで降りる際にコインの小銭のおつりで問題ないですが、そうでない場合もあります。例えば187バーツのタクシー代で200バーツ払うと何も言わずにおつりを返さないドライバーもいますが、気にしないが一番なのでそのまま降りましょう。

華僑系の現在求職中のドライバーの中には、チップを受け取らない人も多いのでその際には必要がないです。中には現地の情報を教えてくれ、運転中にアメリカやイギリスの英語のニュースを聞いている質の高いドライバーもいます。

プロンポン駅近く

店外デートではなくカラオケを歌いたくなってタニヤのクラブに行く場合がありますが、会計の際に隣に座った指名した女性に対して200バーツのチップを普通渡します。私の場合は接待で使う事もあるので、気持ちよくお店を利用したいためにボーイさんにもチップを100バーツ渡しています。タバコを買ってきてもらう際には別に20バーツほどチップが入りますが、タイの人たちは人の顔を覚えるのが得意なので、次回から頼みやすくなります。

ホテルではベットメイクのお礼のビローチップやルームサービス、ポーターが荷物を運んで部屋の中の説明をした際には、チップが必要です。目安としては1回につき50~100バーツになっていて、ホテルのランクによって異なります。三つ星ホテルであれば50バーツ、五つ星であれば100バーツといった感じで、予約の際に自身で確認、または申込先の旅行会社にホテルのランクを確認するのも良いでしょう。

ホテルは必須と考えて良いですが、それ以外の金額は多少前後してもそれほど問題なくどのシーンで必要なのかをある程度頭に入れておくと良いでしょう。
意外と知らないタイのチップ文化

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