タイで働くとすれば、やはり人口と職種の多さからいってバンコクが一番現実的な選択肢といえますが、国内には日系企業が点在し魅力的な街がいっぱいです。

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暮らしやすさの観点からすると世界有数の日本人の人口密度を誇る、シラチャに注目が集まります。日本食のお店のカテゴリーも広く、リトルタニヤと呼ばれる繁華街やディスコもあります。ナイトライフを楽しみたい人には、日本人街を目指してスタッフも働きに来ているので、対応もバンコクよりよく感じる事もあるでしょう。

バンコク

バンコクのBTSスカイトレインのエカマイ駅に隣接する、エカマイバスターミナルとシラチャ間はバスで約2時間30分です。日系のデパートや日本語が通じる病院もあり、生活インフラが整っているので毎週バンコクへ行く必要もなさそうです。パタヤまでバスで40~50分、シラチャ市街地の船乗り場から船で約45分のところにはシーチャン島があり、海好きな人にはたまりません。

チェンマイ

パトゥムターニー県の工業団地にある、日系企業で働いているときは会社から一番近い町のランシットに住んでいました。バンコク首都圏屈指のショッピングモールのフューチャーパーク、昔ながらの庶民的な市場や夜は毎日露店が出ていたので、生活に困ることは全くありませんでした。バンコクから来るタイ人スタッフが乗った会社のバスがランシットを経由するので、通勤も安心です。

バンコク郊外で働く際には、近くに生活基盤となる町があってリーズナブルな料金で暮らせるアパートの有無を先ずは確認してみましょう。工業団地などでタイの人たちのコミュニティの中で暮らすことに問題なければ、会社の寮暮らしもおすすめです。食事はタイ飯がメインになりますが、土日にバンコクへ出かけて日本食三昧でストレスも解消でき、日頃お金を使うこともないので、1年で結構なお金を貯金できます。

ホアヒン

バンコクの現地採用で働く人たちのアパートメントの平均家賃が、1万~1万5万バーツといわれています。英語のサイトで探し、タイ語ができると上記の3分2ほどの家賃で穴場を見つけることもできます。バンコクの一番のメリットは便利なことですが、美味しいお店や遊ぶところが多いので、お金はそれなりに使います。

日本人が多い地方都市のチェンマイにも求人が出ていて、バンコク界隈より物価が安く気候も含めて暮らしやすいです。ただ、チェンマイはバンコクほど公共交通機関が整備されていないので、会社の近くにアパートを借りる、またはバイクや自転車での通勤になる場合もあります。居心地自体は可なりいいと思いますが、その分刺激はバンコクより少ないです。

人材派遣会社での紹介でランシットの日系企業で働くことになりましたが、同時にホアヒンのタイのローカル企業の水産加工業の営業と貿易実務の求人案件がありました。結局ホアヒンで働くことはなかったもののタイは地方都市でも違和感がなく生活できるのが、うれしいです。

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