タイの現地で仕事を探す場合には、日本人の求職者が多く利用している人材派遣会社へ登録するのが、もっとも効果的といわれています。大きく分けると三つでひとつ目は、国立大学や有名な私立大学卒業の人は、日本に本社があるバンコクの支社を利用するとマッチングが上手くいく場合が多いです。

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二つ目は日本には会社がなくてバンコクに本社がある人材派遣会社の利用ですが、大学名や働いていた会社名といったブランドにこだわらず、人物重視なのがうれしいです。

英語ができて経験が豊富な人には、外資系の人材派遣会社へ登録するのも一つの選択肢で、待遇も良い場合が多いですが、その分ハードルは高くなります。

プロンポン駅界隈

人材派遣会社には日本語と英語の履歴書と職務経歴書の提出が必須で、当たり前の事ですがきちんとした格好で行くことをおすすめします。タイ国内で発行されていた日本語の総合雑誌の就職体験記で、人材派遣会社へ登録の際にはラフな格好で問題ないとの記事を鵜呑みにしてしまって失敗しました。

普段着の中で一番いい服を着て行ったつもりですが、派手目の格好だったこともあり、日本人担当者が笑いをこらえているのが解りました。タイ人担当者に関しては、ちょっとムッとした感じで、その後の英語と日本語のオーラル・インタビューでもかなり引いている様子が伝わりました。

タイではYシャツにネクタイや靴、スーツ上下を揃えても日本の3分の1以下で揃えることができます。人材派遣会社登録の際には、暑い国のタイなのでスーツの上着を着ていく必要がないかもしれませんが、実際の本番の面接で特に日系企業では着用した方が良いでしょう。

プロンポーン駅界隈の公園

英語の職務経歴書作成で英語が苦手だと言う人には、タイには翻訳会社もあり、日本の会社でも1文字低単価で英語に訳してくれるところがサイトを出しているので、見逃せません。用意した職務経歴書の内容は、面談に当たるオーラル・インタビューにも出て来るので、読み返すことによって練習にもなります。

英語をウリにして採用を望んでいるのではない場合には、話していても担当者には解るので、難しく話すことより簡潔に伝えることで問題ないでしょう。

働き出してから会社の社長の運転手から指摘を受けたのが、Yシャツの下に着用するTシャツです。気にしない国だろうと思ってイラスト付きのTシャツを着ていたのですが、「透けて見えて遠山の金さんみたいだから、やめた方がいいよ」と言われました。

バンコク市街地

運転手の知り合いが工場勤務のマネージャーということもあり、普通の無地の肌シャツを5枚まとめて仕入れ値価格で販売してくれました。普段現地のスタッフと仲良くしていると、何気に助け船を出してくれるのもまたタイの良さです。ちなみに特別に重要な会社などの訪問以外では、スーツの上着を着用する習慣はありません。

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