タイの現地採用にはいろんな求人案件がありますが、一般的にはビザの関連で大卒以上が望ましいとされています。また、実務経験があって英語や中国語ができれば、大卒でなくても仕事を見つけるのはそれほど難しくはないといわれています。

チェンマイ-ワロロット-市場

中にはタイ語ができなくても就ける仕事がありますが、同僚とより良いコミュニケーションを図るためにも現地の言葉を覚えておいた方がいいのは、タイもほかの諸国同様です。できれば仕事に就く前にタイ語を学習することをおすすめしますが、早めに仕事が決まれば毎日少しずつでもいいのでリスニングや会話の練習をしましょう。

タイ語の語学力を問わない仕事で代表的なもののひとつに、コールセンターのスタッフが挙げられます。年齢的にも50歳以上の人たちも働いていますが、給料はほかのバンコクの現地採用の仕事より安めで、月収3~4万バーツスタートというのが一般的です。経験やシフトによって月6~7万バーツが可能ですが。タイ語を覚えてほかの仕事に付く人もいます。

バンコク市内

同様に英語を習得して経験を活かして、マレーシアのクアラルンプールやペナンで働くケースも珍しくはありません。英語力がある人はシンガポールやマレーシアと思ってしまいますが。タイの方が住みやすいのでバンコクで働き続ける人も当然います。

英語力が高ければ貿易関連や商社の仕事ができますが、同僚のスタッフとはなるべくタイ語を使ってお喋りを楽しんだ方が、会社の中の雰囲気も良く感じるでしょう。

印刷関連など日系企業のルートセールスの場合に、日本語だけで業務ができるといった案件も時々出ています。給料も5~6万バーツなのでそれほど悪くはありませんが。就業時間が19~20時とほかの会社より少し遅い場合があります。未経験者で語学力と学歴を問われないのがうれしいので、先ずはチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

水上ボート乗り場

女性に人気で年齢と学歴を問われない仕事が日本語教師ですが。バンコクなチェンマイなどの日本語学校で求人が出ているときがあります。ほかの国との大きな違いは日本語教師の資格が必須ではなく、経験者は優遇されるもののやる気を買ってくれるところがある点です。日本語を使って教える直接法での日本語教師の案件が多く、その際には英語力やタイ語のレベルと求められないので、安心です。

日本語教師の給料はほかの求人案件より安めですが、有資格者で経験を積むと比較的待遇が良いインターナショナルスクールや日本人駐在員の家庭教師の仕事に就くこともできます。

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