スラートターニーは、タイで人気のリゾートアイランドのひとつに挙げられるサムイ島の海の玄関口としてしられています。ドンムアン空港かスワンナプーム国際空港から直行便が乗り入れていますが、欧米のバックパッカーには陸路と海路を使ったルートも人気です。

スラートターニー

鉄道ファンにとってたまらいのが、1日1往復のみのスラートターニー発キリラッタニコム行き、片道約27kmのローカル列車の旅といわれています。タイの国鉄を利用していると撮り鉄の姿を何度も見たことがありますが、日本のサブカルチャーが鉄道まで及んでいるのかと思うと、うれしいです。

陸路の移動の際の注意点ではスラートターニーの鉄道の駅からゲストハウスやレストランがある市内までは約14km離れています。先に新しいバス・ターミナルに到着するので、更にその先の昔ながらの市場と併設する古いバス・ターミナルを目指してください。

スラートターニー

到着すると光華大慮社という大きめのホテルがあり、突き当たりを左に曲がると大きな通りに位置する欧米人の利用が多いゲストハウスを越して、少し歩いたところにあるパンドン ホテルが穴場です。

スラートターニーの古いバス・ターミナル併設の市場には、食堂やコーヒーショップがあるので、便利です。また、タイ全土に展開する日本食レストランのチェーン店「やよい軒」もあるので、食事に困ることはありません。

ナイトマーケットの規模も大きく新鮮なシーフードを楽しめる上に、行列ができるカオマンガイのお店もあります。

スラートターニー

タイランド湾の入り江を行き交う船の中には通学中の子ども達、対岸の集落から買い物に手漕ぎの船で来た初老の女性の姿が目に入るなど、長閑な光景が印象的です。スラートターニーの港には遊歩道があって、夕方には若いカップルや地元の人たちが、夕涼みを楽しんでいます。

やよい軒がテナント入っているショッピングモールの近くにはリーズナブルな料金で利用できるT.H.MANSIONがあります。全室シャワートイレにテレビや家具、電話などが完備されエアコン付きの部屋で日本円換算にして月15,000円しないほどです。

コンビニもあるものの一般の地元の人が経営しているお店巡りをしてソフトドリンクやビールを買いましたが、どこも店主の愛想がいいのがスラートターニーの特徴です。タイ南部の人たちが話すタイ語は聴き取りやすいこともあり、スラートターニーでひと月ほど過ごすのも悪くないと思いました。

少々軽めにぼられもしましたがスラートターニーをタイ語で訳すると「いい人たちが住む町」らしく、本当それを実感できるといっていいでしょう。

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