タイのバンコクのカオサン通りは昔からバックパッカーの聖地として知られていますが、現在は一般の観光客も多く訪れています。かつては地元の人たちにとって、香港の九龍・尖沙咀地区のネイザンロードに位置する、チョンキーマンションのように治安が悪い場所といったイメージとしてとらえられていました。

カオサン通り

10年ちょっと前からからはバンコクの若い人たちにとって人気のデートスポッとして認識されるようになり、土曜の夜は特に賑わいます。

主な見どころと言えば、フレンチスタイルの複合施設の「カオサン・ガーデン・ミュージアム」、少し足を延すとバンコクツアーでは定番の観光地の「ワットポー」と「王宮」があります。

カオサン通り

一番メジャーな公共交通機関を使ってのアクセスはBTSサパーンタクシン駅から水上ボートに乗って約20分で、カオサン通り近くのプラ・アーティット港に到着します。スワンナプーム空港からはエアポートバスのA4に乗って約40分、スクンビット界隈からだと511と2番、ファランポーン駅からだと53番のバスになります。

カオサン通りの楽しみは何と言っても日本人や外国人旅行者との触れあいで、旅の情報交換ができます。以前世界のいろんなところで出会った旅人との再会の場所でもあり、まるで港町のような感覚です。カオサンには旅行会社が点在していて、世界各地へ向けての格安航空券やタイ国内のツアーとバスのチケットを販売しています。

リーズナブルな宿やレストランが多くクラブも人気なので、泊まりがけで遊びに行くのも良いでしょう。最もうれしいのがシーロムやスクンビット界隈に比べて、足つぼやタイ古式マッサージ店の料金が安いことです。

カオサン通り

注意したい点はトゥクトゥクとの料金交渉で、初心者がよく巻き込まれるトラブルの中に宝石店やオーダーメイドのスーツのお店へ連れて行かれ高い買い物をさせられることです。対処方法としては、旅慣れた安心のできると確信のもてる日本人一緒の利用かおまかせではなく行き先を事前にしっかり伝えることです。

カオサン通り界隈には日本食レストランや8番ラーメンもあるので、食事の心配もいりません。ランドリーサービスのお店や日本語の古本も売っている、まさに旅人のための町といっていいでしょう。安宿に泊まってできるだけ安く食事代を抑えて1日でもバンコク生活を楽しみたいと考えて、ほかの場所へ動けなくなる旅行者も昔から多いです。

カオサン通りには書籍や服などを買ってくれるとこもあり、ちょっとした旅の食事やビール代になります。
バンコクまで陸路で北上する間に色んなタイを知る

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