バンコクの南部の陸路の玄関口は、ハジャイになります。先ずはタイのお金の両替ですが、ついつい銀行を探してしまい営業時間外に到着して焦ってしまうこともあります。タイは国民性が至って、フレンドリーなので街角で訪ねてみるのも効果的です。

国境のイミグレーション近くの両替所、あるいは休憩で立ち寄るお店で2日間ほどの滞在できるだけの両替を忘れる場合もあります。その際にはタイのほとんどの街にある金の売買を行なっている金行では、両替をしてくれるお店もあります。最も良いのは、タイの人たちに親しまれているデパートのロビンソンの中にテナントで入っている銀行での両替です。

銀行には煌びやかな金が並んで居てお客さんも華僑やインド系の人たちといった見かけからしてお金持ちですが、一方では歳の離れた外国人とタイの若い女性のカップルを見かけます。
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タイの人たちはこざっぱりとしていて清潔感のある服装をしていますので、見た目では貧富の差を感じませんが滞在期間が長くなれば実情が見えてきます。また、マレーシアでも有数の経済都市のペナンからタイのハジャイへ入りデパートへ行くと感じるのがお洒落度です。ペナンよりも数段レベルが高く、タイでは市場にはリーズナブルなものがあるので、服選びに関しては困ることはなさそうです。

タイは東南アジアでは屈指のお洒落に敏感な国ですが、バックパッカーの中には旅慣れているように貫禄を付けるためにひげを伸ばす人が中にはいます。無精ひげを必要以上に伸ばしているのはタイでは泥棒や悪党扱いされますので、ご注意ください。
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また、現地化しようとして安っぽいビーチサンダルを履いている欧米人もいますが、タイの人曰く安価でペラペラなものは「便所用」の認識なので、笑いのネタにされます。タイは階級を気にする風習があってサンダルやビールに関しても、安いものを愛用しているとそれに見合った収入の人とレッテルを貼られます。

気軽に利用できるゲストハウスには、世界各国の旅行者が集まるので英会話の練習にもなります。近年は日本人のバックパッカーも減ってきましたが、特に出身地が近い旅行者と旅先で出会うとほっとするものです。

最近の現象では華僑風の定年退職になった男性を時々見かけますが、インドシナ戦争時に逃れたヨーロッパや北米に住むベトナムの人たちです。時代の流れや歴史を感じさせられることもあり、バンコクにはリーズナブルな料金で販売している古本屋がいくつかありますので、興味がある人は東南アジア関連の本の購入をおすすめします。
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