タイの経済成長の象徴といえばバンコクの目抜き通りの発展ぶりやイサーンの主要都市のインフラ整備に加え、チェンマイの交通量の増加が挙げられます。

チェンマイ

朝夕の通勤ラッシュの光景は昔と比べると車やバイクの量がすごく、一部のロングステイの日本人はチェンマイ郊外やチェンライへ引っ越しているほどです。

チェンマイには市内バスが走っていて、お洒落なスポットとして知られるニマンヘミン通りの入口から欧米人旅行者が多いターベ門界隈までの区間を利用できます。ただ、1時間1本程度の運行でしかも予定通りにくることがなく、観光では時間にロスが生じますのであまり向いているといえません。

チェンマイ

観光で効率的なのはトゥクトゥクで短い区間であれば、多少料金が上乗せされることがあっても許容範囲内のことが多いです。交渉が必要になり、チェンマイは観光地だけあってアユタヤ同様にトゥクトゥクも強気なので、交渉が面倒くさくて費用的に余裕があれば、安心できる日本人経営の旅行会社手配の車を利用してみてください。

チェンマイのトゥクトゥクの中には、隙のある日本人を狙った1本釣りを考えているドライバーがいます。中にはビニール袋でスパイダーマンを作ったトゥクトゥクがいて、ほろ酔い気分で乗ったもののバーのはしごで軽く飲んで合計700バーツというのも珍しくありません。楽しさを味わえて日本での金額を考えるとそれほど高くはないですが、あまりおすすめはできません。おまけに飲んだお酒はメコンウイスキーだったので、可なり酔いました。

ちなみに私は引っ掛かった方で、翌日そのトゥクトゥクのドライバーにタイ人はプライドが高いので周りに聞こえないように「昨晩はほんとうに有り難う」とジョークを言いました。ドライバーは目が泳いでいて、体裁が悪かったのか作り笑いもぎこちなかったので、それでよしとしました。完全に許して再度利用するともっと高くなることは、間違いないでしょう。

チェンマイ

チェンマイで生活することやタイ語が堪能な人は、乗り合いバスのソンテウがリーズナブルでとても便利です。ニマンヘミン通りからターベ門界隈までは結構歩きますが、健康のためにたまには長めの散歩も良いでしょう。

また、チェンマイ旅行に慣れている人や長期滞在者の中にはレンタルバイクや自転車を利用しているケースも多いです。気を付けておきたいのが、小道のカーブでも地元の人たちは減速しませんので、バイクの運転に自信がない人は自転車や徒歩の方が望ましいです。

タイでは国際免許証があると車とバイクの運転ができますが、有効期間は1年間なので観光や中期滞在向きです。現地で長く暮らして車やバイクの運転の機会がある場合は、バンコクやチェンマイなどの陸運局でタイの運転免許証に切り替えられますので、お見逃しなく。

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