海外生活のストレスの有無の中で現地の言葉同様に挙げられるのが、食事です。バンコクやシラチャ、チェンマイなど日本人が多く暮らすタイの街では、日本食レストランが点在していますので、ストレスがそれほど溜まることはありません。

それでも3食日本食ともなればエンゲル係数が上がり、財布の心配が必要となってきます。現地の生活に慣れるためにもタイの人たちが一般的に食べている食事の中で、自分に合ったものを見つけるのも楽しみです。

ちなみにタイは全土にセブンイレブンがありちょっとした買い物に困ることはなく、パンのレベルも可なり高いので朝食に利用するのもよいでしょう。チョコレート類も日本とは遜色なくあられや煎餅に関しては、日本の大手の米菓会社が技術提供していますので、味も確かです。

thai okayu

朝食でおすすめなのがタイのお粥でのり状になった「ジョーク」で、辛い料理が多い中で胃袋に優しいので、うれしいです。日本の雑炊に近いのが、「カオトム」なので食べ比べてみるのも良いでしょう。

焼き飯は「カオパット」といいますが、特に海鮮の「カオパット・タレ-」がおすすめです。バンコクの周辺をはじめ近隣の漁港から毎日新鮮な魚介類が水揚げされているので、海鮮料理を楽しめるのもタイです。

カニをカレーで炒めたプーパッポンカリーが日本人にも人気ですが、夜のおつまみにも最適なのがヤム・プラ-ムです。烏賊のサラダがスパイシーに味付けされていて、お酢のアクセントが絶妙なので、ビールが進みます。

thai fishing

麺類はタイラーメンの「バミーナーム」が日本人にもタイ人にも人気で、ギャアウ(餃子)入りは更に美味しいです。また、揚げ麺の風味がいいチェンマイ名物のカレーヌードルのカオソーイは、是非タイで食べていただきたい逸品です。

タイの人たちに広く親しまれているのがパパイヤサラダのソムタムですが、唐辛子を何個入れるか聞かれることが多く、辛さに自信がある人でも3個に留めておいた方が無難です。

飲茶の点心(ディムサム)や日本の寄せ鍋に近いタイスキ、世界三大スープのひとつトムヤムクンも有名で、美味しいお店を探すのも楽しみです。

バンコクのチャイナタウンのヤワラートでは、フカヒレのスープをはじめ中華料理が日本よりもリーズナブルな料金で食べられるので、食事のカテゴリーの幅が広いです。

料金の目安としては餃子やシーフードなどが入っていない麺類や焼き飯が日本円にして、100円ちょっとほどなのでローカルな食事だと財布にも優しいです。
thai restaurant
ビールによって階級が分かれるタイ社会

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