日本で一部外国人技能実習生の逃走がニュースで報道されることがありますが、ベトナムや中国の人たちの中には東京など時給の高い大都市で不法就労の立場で稼ぐことを考えます。
また、外国人技能実習生で、長時間労働などの不当な労働環境や賃金の未払いによるものに関しては、本当に深刻でその場合は受け入れ側が問題です。

ナコーンパノム

タイは表面上こそ曖昧な社会に見えますが、格差というかランク付けする文化があります。十分な説明がないまま今まで行なってきたことのないプライドを傷つけられる仕事を命じられるのは、タイの人たちの中には受け入れ難いと感じる場合もあるでしょう。技能実習生ではなく就労ビザで来日するタイの中流階級の人たちが今後増えると予測されていますので、雇用される会社はセミナーへの参加をおすすめします。

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工業関連からサービス業分野に裾野が拡大し、日系企業もパッケージ型の輸出が浸透していく中で、日本で就業したのちに帰国後国内で活躍するタイ人スタッフも今から多くなるでしょう。

タイは近隣国では一歩も二歩も経済をリードしていますので、昔からカンボジアやミャンマー、ラオスの出稼ぎ労働者が多いです。日本では建設現場などの肉体労働で技術や経験を擁すると稼げる場合もありますが、タイではホワイトカラーの給料の方が良いです。

タイ国内の工事現場で見かける、暑い中でもマスクを被って働いている労働者のほとんどがイサーンの人たちです。マスクは知り合いから顔を見られたくないというのが大きな理由のようで、それだけプライドの高さが伺えます。

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現場作業においてマスクを被っていない晴れ晴れとした顔で働いている多くの人が、ミャンマー人です。カンボジアやラオスと違って英語が堪能な人も多いので、カオサン通りのレセプションスタッフとして働いているミャンマーも時々見かけます。

イサーンはインドシナ戦争時の難民キャンプがあった影響もあり、ベトナムからの移民が多いことで知られています。ノーンカイのレストランでは、タイに加えラオスやベトナムの3カ国の若い女性スタッフの顔を見かけます。

ノーンカイは美人が多く近隣国の外国人を昔から受け容れていることで寛容性があるので、暮らしやすい町だとロングステイしている方が言っていました。確かにアパートはバンコクの半分以下の料金で暮らすことができ、ラオス国境の街なのでビザ取得もビザランでもとても便利です。

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