タイには中長期旅行者に加え就職や独立準備、留学で暮らす多くの日本人がいますが、よく出て来る話題がビザについてです。これからタイ生活をはじめる人にとっては、マレーシアのペナンで60日間プラス30日間延長ができるシングルエントリービザの取得もおすすめです。

タイ北部でビザランといえばメーサイ
サバナケットの街並み

ペナンからタイ南部の玄関口ハジャイからタイ北部への移動では、ゲストハウスや旅行代理店がバスを手配してくれる有料サービスもあるので、移動も安心です。バンコクやチェンマイで暮らしビザが切れる場合は一般的に多いのがラオスの首都ヴィエンチャンでのシングルビザ取得です。

そのほか、ビザランでシングルビザではなく30日間滞在のスタンプをもらうタイ北部のメーサイとカンボジア国境へのビザランも有名です。それほど混雑がなくシングルビザ取得ができる、ラオス南部の主要都市のサバナケットの存在を忘れるわけにはいきません。

サバナケットの街並み

ラオスの首都ヴィエンチャンとサバナケットではタイのTrue MoveなどのSIMカードがそのまま使えるので、携帯やスマホの利用に関してはうれしいです。ただ、生活用品のほとんどがタイ製品ということもあり関税が掛かるので物価はタイより3割ほど高めです。

ラオスの人はシャイで昔の日本人に似た感覚で親日家も多いですが、気を付けておきたい点をまとめてみました。東南アジアではシンガポール以外はたいてい現地と外国人の2重価格が存在し、ラオスでもトゥクトゥクでは交渉が必要になります。

タイでも少々ぼられることがたまにありますが許容範囲内なのに対して、ラオスは交渉に慣れていないこともありかなりふっかけてくることがあります。バスターミナルと宿泊先の位置関係の把握やほかの旅行者とのトゥクトゥクのシェアをおすすめします。

サバナケットの街並み

観光地ではバーツで支払ってもそれほどレートが悪くないですが、サバナケットの人たちは旅行者が少ないので外貨の計算に慣れていません。サバナケット到着後はすぐに現地の通貨に両替することをおすすめしますが、銀行の営業時間は平日の17時までなので、ご注意下さい。

グルメではベトナムの影響を受けているのでフォーにツナサンド、コーヒーが旅行者にも頗る人気で、地元の食事に関してはタイより少し安めです。サバナケットには朝コーヒー屋台が出ていて無料のお茶のサービスがあり、地元の人たちとの触れあいも楽しみです。ビアラオに関しては、東南アジア屈指のおいしいビールと称されているので、機会があれば試してみてください。

タイのシングルエントリービザ取得は、タイ領事館が土日以外の平日9時開館で、翌日午後14時以降の受け取りになります。書類の記入はタイ領事館近くに代行屋がいるので、英語が苦手な人や前日ビアラオを飲み過ぎて頭が回らない場合は、日本円換算で200円もしないので利用してみるのも良いでしょう。

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