タイ旅行で最初にびっくりしたのは覆面レスラーのようなマスクを被っている、工事現場で働いている人たちでした。

同様に日本ではあまり見かけないものでは、雨の日に頭にビニール袋を被っている光景です。日本のしとしと降り続く雨と違って南国特有のスコールなので、傘を差しているタイの人たちをあまり見かけません。

タイのランドマーク

タイでは頭には神が宿っている神聖な場所と伝えられていて、親しい間柄でも髪の毛を触るのはタブーとされています。日本は以前、人間関係の距離感が近かったこともありそうでもなかったですが、今は頭を触られるとムッとされることの方がはるかに多いでしょう。

頭にビニール袋

タイは子どもが可愛いですが、頭を触ると親から怒鳴れることがあるので、絶対にやめた方がいいです。

日本のバスの中では通常小学校の高学年になると席を譲る必要がないとされていますが、タイでは違います。タイ人は日本人より一回り小さいとはいえ中には身体の大きな小学生がいますが、バスの中では僧侶の次に中学生未満の子どもに席が優先されています。

バンコクの都心のショッピングモールや百貨店ではあまり見かけませんが、中央から少し離れただけで状況が変わります。カートは本来品物を載せるものですが、子ども達が乗っているのには笑えます。ただ、中国のショッピングモールのスポーツ用品コーナーで、バスケットボールやバレーボールを子ども達がやっているのとは違うので、違和感はそこまでありません。

バンコクの市内バス

バンコクのビジネスマンやOLの中には、経済発展に伴い仕事にも街自体にもスピード感が出てきたのか、走っている人を見かけるようになりました。昔では考えられないような光景で、一般的にタイの人たちは長歩きさえしません。

日本では運動がてらに利用しようと思った駅のひとつ先の駅まで歩くことがありますが、タイ人からすると「お金があるのに何故そんなことをするの」と思われます。一緒に昼ご飯を食べに行く時でも、タイ人からするとぼられることもないので、よくトゥクトゥクを利用します。

大学生のアルバイト事情に関しては、親が「お金を子どもに稼がせていて、家が貧乏と勘違いされる」との理由で反対されることも多いようです。社会人になるとバンコクベースで、大卒の初任給が月収平均で25,000バーツですが、夜に服飾関連のお店を出したりするOLが少なくはないです。基本的にタイでは日系企業は労働契約が会社によって異なると思いますが、一般的にダブルワークは禁止されていないようです。

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