バンコクやチェンマイで生活していて危険と感じる事は、ほとんどありません。ただ、慣れてくると油断しているときに、盗難や詐欺に巻き込まれるケースがあるので、一定の注意は必要でしょう。
タイの北部の旅行では特に山岳地域のヒッチハイクは先ず避けた方が良く、国内屈指の貧し地域があります。それ以外の今の若い人たちにはあまり馴染みがないものの個人旅行には最適の地球の歩き方で紹介されているところでは、気軽に旅行できます。といっても各都市間の移動はバスか電車、旅行会社やゲストハウスが催行するマイクロバスの利用で、バイクやサイクリング車に関しては日が暮れる前に宿泊先にチェックインしてください。
旅行や現地の生活の中で、地元の人と知り合い出身地を聞いているうちにタイの地理が詳しくなったりします。中々行く機会がなくても、バンコクやチェンマイからアクセスがいいところであればちょっと行ってみたくなるときがあります。
そこであまり旅行者には知られていないが現在密かに注目を集めている、タイ北部の街のパヤオについて紹介いたします。パヤオまでのアクセスはチェンマイからバスで約3時間、チェンライからだと2時間ほどで到着します。
タイ国内の淡水湖の中で3番目に大きなクワーンパヤオ湖にパヤオ市内は面していて、とても風光明媚なところです。バスターミナルから市内まで歩いて行ける距離で約10分程度、華僑の年配の女性が経営しているレストランの味が印象的です。ラートカオ(ぶっかけご飯)スタイルで、中華風家庭料理といった感じで日本人女性にも人気のパプリカや湯葉が使ったおかずを選べるのもうれしいです。
1泊200バーツのターン・トーンホテルはファンの部屋に宿泊しましたが、ふんだんにお湯が出るホットシャワーと英語の放送が入るテレビ付きです。中華風家庭料理の経営者の女性は、うちの店の近くがおすすめといっていましたが、長くいるにはちょっと寂しい街かもしれません。
パヤオは観光地化されていない分だけお店の人たちも素朴で、温かみを感じます。街角のカフェでアイスクリーム、クワーンパヤオ湖周辺ではタイ北部原産のお茶を楽しめます。湖の遊覧船も出ていて、市内には見るからに庶民の台所といった市場もあり、いろんな種類の淡水魚が販売されていました。
宿の近くにはマレーシアのパクテーを彷彿させる漢方薬が入った肉骨茶の味付けの料理が出るレストランや、軽く一杯ビールを飲めるようなスペースが用意されているお店もあります。全体的に洗練されていませんが、ホテルのスタッフもフレンドリーなパヤオでは2日ほどの滞在でのんびり過ごすのには良いでしょう。
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